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第30回
 高所作業車技能講習、特別教育の資格ー高所作業車の安全作業について

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高所作業車技能講習、特別教育の資格ー高所作業車の安全作業について

いま街のあちこちで見かける高所作業車は、最近その技能講習受講者数が急増しています。従来の足場を組み立てて行う作業や安全帯を使用しての作業が、いまや高所作業車を使用する方法に変わってきているからです。

バックホ-ならびにホイールローダの運転資格である車両系建設機械(整地・運搬・積込みおよび掘削用)の受講生を上回る高所作業車の技能講習。高所作業車の普及に伴い、激突や挟まれ、感電などの災害も多く発生しています。平成2年に一定の高さ以上の高所作業車については、その運転業務に対し資格が必要となりました。 通達には

「高所作業車」とは、高所における工事、点検、補修等の作業に使用される機械であって作業床 (各種の作業を行うために設けられた人が乗ることを予定した「床」をいう。)及び昇降装置その他の装置により構成され、当該作業床が昇降装置その他の装置により上昇、下降等をする設備を有する機械のうち、動力を用い、かつ、不特定の場所に自走することができるものをいうものであること。 (基発第583号)

となっています。 作業床の高さが2m以上で、自走する機能を保有しているものが高所作業車となります。さらにその運転資格は労働安全衛生法において「作業床の高さが10m以上のもの」については就業制限業務となり「技能講習修了者「作業床の高さが2m以上10m未満のもの」については危険有害業務となり「特別教育修了者」でなければならないとされています。

ここでいう「作業床の高さ」とは何でしょう。 高所作業車において人および荷を積載するところを作業床と呼びますが、この作業床をもっとも高く上げたときの床の高さを「作業床の高さ」といいます。 わかりにくい表現で、よく「仕事で使用するときの高さ」と勘違いをされる方がいらっしゃいます。そのためにメーカのカタログなどでは「最大地上高さ(作業床の高さ)」と併記、表現しているところもあるほどです。たとえば、作業は高さ7~8mのところで行うのに、「作業床の高さ12mの高所作業車」を使用する場合、その運転業務は就業制限業務となり技能講習修了者でなければ運転ができません。 高所作業の安全確保の第1歩はこの運転資格の取得から始まります。

作業床の近くに最大作業床高さが記載された諸元表が貼られていますので、使用している車両の最大作業床高さを確認し、必要な資格を取得してください。

高所作業車技能講習、特別教育の資格

高所作業車技能講習には、17時間、14時間、12時間の3つのコースがあり、保有している資格や運転業務の経験により受講コースが異なります。またコースによっては、実施していない教習所がありますので、事前にお近くのキャタピラー教習所までお問い合わせください。キャタピラー教習所では、高所作業車の誤った運転操作がなぜ危険なのかを理解し、運転者として知っておかなければならない正しい運転操作を、学科・実技を通じて体系的に学ぶことができるよう丁寧に指導しています。 ぜひ、高所作業車技能講習または特別教育を受講し、運転者として正しい知識で作業を行い、「今日も一日ご安全に!!」。2015年CATくらぶNo.87掲載記事

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高所作業車

■ 高所作業車の種類

高所作業車は、走行装置によりトラック式と自走式に分類できます。

高所作業車の種類

トラック式高所作業車

トラック式高所作業車は、トラックに作業装置を装着したもので、公道を走ることができますが、運転で最も注意しなければならないのは、現場移動時のスピードの出しすぎです。通常のトラックに比べて車体重量が重いので、ブレーキの制動距離が長くなります。車間距離を長めにとり、スピードを控えめに走行することが大切です。

次に、高所作業時にはアウトリガを最大張り出しでジャッキアップします。また、坂道で作業する時は、運転席を坂下に向けて、前輪をジャッキアップしてから後輪をジャッキアップし、車両を水平にします。このジャッキアップの順序を間違えると、車両が動き出してしまい思わぬ災害を引き起こします。

トラック式高所作業車の安全姿勢

自走式高所作業車

自走式高所作業車は、現場内の移動時の走行速度が遅いので、注意が散漫になり勝ちですが、現場内を移動する時は必ず作業床を最低高さまで下げることが重要です。ちょっとの距離だからと作業床を上げたまま移動したため、現場の段差に気づかず走行し、転倒事故や挟まれ事故が起きています。

また、高所作業車には、安全に運搬できるよう最大積載量が決められています。この最大積載荷重を超えた荷を積むことはやめてください。ブームに無理がかかるだけでなく、ブームを最大に伸ばした時に不安定となり、転倒事故につながります。

自走式高所作業車の運転では、現場内を移動するときは必ず作業床を最低高さまで下げることが重要です。ちょっとの距離だからと作業床を上げたまま移動したため、現場の段差に気付かず、転倒事故や挟まれ事故を起こしたというケースが見られます。これらは、人の近道行動が引き起こすヒューマンエラーによる災害例といえます。 また、高所作業車には、安全に運搬できるよう最大積載量が決められています。この最大積載荷重を超えた荷を積むことはやめてください。ブームに無理が掛かるだけでなく、ブームを最大に伸ばしたときに不安定となり、転倒事故につながります。

自走式高所作業車の危険

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