キャタピラー教習所

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第26回 熱中症予防の資格について

 

 熱中症が発生し易いのは気温が高い真夏の屋外だけではありません。身体が暑さに慣れていない初夏の頃や、湿度が高い梅雨時にも熱中症は発生しています。

 

 熱中症による労働災害を見ると、2020年時点で死傷者数が3年前まで500人程でしたが近年は1,000人前後へと倍増しています。また、死亡者数は3年連続で20名を超えています。

 

 業種別での死傷者数は建設業と製造業がほぼ同じ割合で、合わせて全体の4割を超えます。特徴として、建設業では、ほとんどが屋外で発生しており、死亡者の割合が全体で最も多いことから仕事環境上、熱中症にかかると死に至る危険性が高い業種であることが伺えます。一方、製造業では、半数近くが屋内で発生しています。

 

 熱中症とは、体内の水分と塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体内の調整機能が変調をきたすなどして発症する障害の総称です。症状として次のようなことが起こります。

 

  ● 熱 失 神  : めまいや立ちくらみにより失神が起こる
  ● 熱 疲 労  : 頭痛や吐き気、だるさが起こる
  ● 熱 射 病  : 体温が上昇し、さらには汗が止まる
  ● 熱けいれん : 足や腕の痛みやけいれんが起こる

 

 

これらの症状が起きますと適切な処置が必要になり、それを怠ると死亡に至る場合があります。

よって、まずは次のような予防対策をしておくことが重要です。

 

  ● 作業環境対策 : 作業現場に冷房設備付または風通しの良い休憩所を設置し、
           水分と塩分を補給できるものを 常備しておく

  ● 作業方法対策 : 連続作業時間を短くし小休止を取るようにする。
           通気性の良い作業服や空調服等を着用する。

  ● 健 康 管 理  : 作業従事者は睡眠不足、体調不良等を自ら管理し、管理者はその状態ををチェックする。

 

作業従事者及び管理者は熱中症予防のために、上記のような熱中症の症状、処置、対策等について学んでおくことが必要です。

 

キャタピラー教習所では、熱中症予防安全衛生教育を定期的に開催しています。

 

◇詳しくは、お近くのキャタピラー教習所までお問い合わせください。

 

 

 

熱中症予防安全衛生教育
基安発 0229 第 1 号(平成28年2月29日)
(作業管理者向け)